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T+D Magazine最新号トピック  

2016年04月11日 10:37

ASTDが毎月発行しているT+D(Training + Development) Magazineは、「WORK SMART, LEARN FAST, GET RESULT」をテーマに、組織・人材開発に関連した注目トッピックやインタビュー、事例などが掲載されている組織・人材開発に関する専門誌です。
https://www.td.org/Publications/Magazines/TD
ここでは最近の注目記事の要約をお伝えいたします。

■記事 「Action Learning Around the World」 by Michael J. Marquardt

世界中の企業がアクションラーニングを活用しビジネスソリューションの開発とリーダー育成において結果を出し始めている。

アクションラーニングは組織において非常に有効なツールです。例えば、4~8名の多様なメンバーが複雑で緊急性の高い問題を解決しなければ場合です。問題に対して革新的な解決策を探している場合、このグループメンバーは仮想環境でリーダーシップとチームビルディングのスキルを学習することになります。アクションラーニングの父と呼ばれるレグレバンス(Reg Revans)にはじまり、アクションラーニングは北米において最速でリーダーシップを学習する手段としてしられるようになっています。例えばWells Fargo, Boeing, and Nationwide Insuranceなどの企業が活用しています。

今では世界中の企業で一般に活用されていて、多くの組織が革新的な戦略や学習の風土を作るためにアクションラーニングを採用しています。以下では世界でどのような事例があるのかを紹介します。

日本:Kirin Brewery
Kirin Breweryはアジア‐オセアニア地域の食品・飲料会社で、カンの品質に問題を抱えていて、それが売上げと顧客満足度に影響し始めていました。そこで、顧客サービス部門、営業部門、製造部門、品質管理部門でアクションラーニングチームを作り、より品質の高いカンを開発しました。

再デザインに必要な技術は以前よりもシンプルで、製造時間やコストも短縮され、顧客からの不満も減りました。

カリブ:National Bank of Dominica
National Bank of Dominicaの顧客サービスはその質が悪化し、また顧客サービス担当の社員は他の銀行の社員と対立する問題を抱えていました。この問題の解決の為にアクションラーニングチームは40以上の戦略を構築しました。

顧客サービスの質の向上に対する解決策には、ラップの歌詞、銀行のブランディングと連携したロゴ入りのTシャツ、4半期ごとの楽しいアクティビティを伴ったミーティング、サービス部門スタッフへの新たな報酬システムが含まれていました。新たな報酬システムには例えば、休暇、買い物のための旅行、ネットブックやiPod等の電化製品のバウチャーチケットなどが含まれていましたが、経営陣が考えていたよりも安価でした。

ケニア:U.N. Environmental Program
国連はケニアのナイロビオフィスの物理的なキャパシティーが一杯になり始めている時、働く環境の質に疑念もたれないような新たなcarbon-neutral(カーボンニュートラル:排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素を同じ容量)方式での建設を決定しました。アクションラーニングチームは、国連環境計画のメンバーとマイクロソフト社のリーダーで構成され、ナイロビで3日間のミーティングが開催されました。そこで戦略的な計画が話し合われ、国連環境計画の新たなオフィスのデザインや建設計画、資金調達計画、データ収集、ITの現状把握、太陽光パネルの設置、組織風土変革、マーケティングなどが決められました。

初回のミーティングの後で、アクションラーニングチームは月一回のペースでバーチャルなミーティングを行いました。驚いたことに、国連環境計画のオフィス建設は1年以内に終わりました。国連事務総長からも賞賛され、「持続可能な未来のモデルであり、環境の持続性を新たなレベルに引き上げるものである」と言われました。

詳細はT+D Magazine February2015をご覧ください。
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