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T+D Magazine最新号トピック

2013年04月15日 20:23

ASTDが毎月発行しているT+D(Training + Development) Magazineは、「WORK SMART, LEARN FAST, GET RESULT」をテーマに、組織・人材開発に関連した注目トッピックやインタビュー、事例などが掲載されている組織・人材開発に関する専門誌です。
http://www.astd.org/TD/
ここでは最新号の注目記事の要約をお伝えいたします。

■記事「HUMAN CAPITAL REALITIES POSE CHALLENGES ACROSS THE GLOBE」
by Fernando Sanchez-Arias, Hannelore Calmeyn, Ger Driesen,Evert Pruis

「グローバル人材開発」とは、世界各国特有のヒューマンキャピタルにおける課題や機会を理解し、それと連動した施策を実行することを含みます。ここでは、アジア、ラテンアメリカ及びヨーロッパにおける人材開発の最近のトレンドを示し、将来に向けた実行可能な戦略を示します。

アジア:協働的で成果志向の学習(Collaborative and results-driven learning)

中国やインドは、世界の中でも経済発展が著しいスピードで進んでいる国です。また中国やインドよりもより伝統的な市場である韓国や日本もまた、過去に経済危機があったにも関わらずグローバルな人材として力を維持し続けています。アジアの企業若しくは多国籍企業では、社員はより流動的になっており、グローバルを認識している現地社員や文化的差異に関する知識が豊富な外国人のマネジャーが不足していることが、人材開発(HCD:Human Capital Development)というものを、ビジネス戦略の重要な一つの側面にしています。

MCI社(グローバルコミュニケーションやイベントマネジメント企業)で人材開発のディレクターを務めるAvinash Chandarana氏は「エグゼクティブの流動性の高さ、同時にエグゼクティブに蓄積されたナレッジも別の会社に移転してしまうことが、アジアの企業組織が直面している大きな課題の一つである」と言っています。Chandarana氏はまた「中長期的の視点で社内で成長するハイポテンシャル人材へのトレーニングに投資しマネジメントのポジションを埋めていくための戦略を取り続けるのがよいのか、それらのポジションを埋めるための中途採用をしたほうがよいのか―に関するジレンマをいくつかの組織では持っています」とも話しています。

シンガポールのTemasek工科大学でトランスカルチャー研究センターのディレクターを務めるSally Chew氏と、同じく同センターで上級講師を務めるAmy Amrita Daga氏は、東洋と西洋のエグゼクティブの不足はアジア地域に別の課題をもたらすと言っています。Sally Chew氏は「アジア地域の企業が西洋と東洋のエグゼクティブを要求すればするほど、マネジャーやディレクー達は、西洋のベストプラクティスと文化的強みを東洋のそれらでバランスさせテコ入れする」と言っています。

欧米の業績の高い企業がグローバルで社員を拡大し成長戦略として東側を目指す一方で、アジア企業は欧米のやり方に連携させるために支店を作り、成長戦略を維持するために企業を買収します。

Amy Amrita Daga氏は、「他国でビジネスをしようとするとき、若しくは同じ国であってもチームが様々な国や組織の文化、年代等で構成される場合に、人材開発プログラムには単なる文化的差異を乗り越える以上のものが要求されます」と言い、「今日の労働力のタペストリー(複雑に絡み合ったもの)は20年前とは比較にならないくらいに変わっています」と言っています。

 *詳細はT+D Magazine Feb 2013をご覧ください。
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