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生成AI(ジェネレーティブAI)による企業研修の変化

2024年02月18日 14:56

すでに導入済みという企業もある中、生成AIツールの研修や学習施策への導入は急速に進んでおり、確実にその在り方を変えています。それは、研修の効果や配信方法をより盤石にする可能性を秘め、生成AIをうまく活用することも、人材開発や研修を担う企業担当者や専門家に求められつつあります。単純なeラーニングコースや履歴管理のためのLMS導入に加え、企業研修における代表的な生成AIのポテンシャルをまとめてみました。

1)パーソナライズされた学習パスの提示
活用例として、個々の学習者にパーソナライズされた学習パスをあてがう事例があります。学習者のデータを分析することで、特定のニーズ、嗜好、学習スタイルに合わせてコンテンツを調整します。例えば、従業員の役割、スキル、キャリアに基づいて、関連するコースを推奨する機能です。

2)継続的なコンテンツの更新
AIは、教材を継続的に更新することができます。情報の進化に伴い、コンテンツを最新かつ適切なものに保ち、コンテンツが古くなるのを防ぎ、学習者の興味を持続させます。

3)リアルなトレーニング・シミュレーション
ジェネレーティブAIは、非常にリアルなシミュレーションを作成することができ、これらのシミュレーションにより、学習者は安全な環境でシナリオを変えて練習することができます。例えば、パイロット向けのフライトシミュレーターや、医療従事者向けの医療シミュレーションなど、すでに導入されている例ではありますが、非常に作成時間の短縮を可能にします。

4)スキル・ギャップの特定と対処
役職、スキル、パフォーマンスデータ(業績評価)などの従業員データを分析することによって、従業員のスキル・ギャップやトレーニングが必要な分野を特定します。また、その分析に基づいて、ギャップを埋めるための的を絞ったトレーニングプログラムを設計します。

5)インタラクティブでレスポンシブなフィードバック
AIが生成するフィードバックは、従来のアプローチよりもインタラクティブで、文脈を意識したものとなります。学習者はタイムリーなフィードバックを受け、スキルや知識の向上に役立てることができます。

6)仮想メンタリングと個別指導:
生成AIツールは、バーチャルなメンターとして機能する。複雑な概念を支援し、高度なトピックを提案し、さらなる学習の機会を発見することができ、AIを活用したテュータは、適格な個人の知識獲得や新しいスキル習得の支援をできるようになります。

さて、現段階ですでに活用が進んでいるものも含め、ジェネレーティブAIの企業における研修や学習提供への変化を考えてみると、研修における人間の役割が大きく変わってきていることを改めて感じます。ここに人材開発や研修を担当するプロフェッショナルへのリスキル要素がありそうです。
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