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バーチャル・マネジメント

2020年03月21日 16:19

新型コロナウイルスへの対応から、自宅で働かなければならない人も多くなったことと思います。今までは、「対面」を重視していた職場でも、会議もWebになるなど、急激にテクノロジーを介した仕事を実践せざるを得ない状況かもしれません。


そんな中で、様々な発見もあるのではないでしょうか。バーチャル・チームの一員として自宅で働く時は、オンとオフの切り替えの難しさなど、自己管理の難しさを感じる方もいるかもしれませんが、対面の環境でさえ「One:Oneで何を話せばいいの?」と心中思っている管理職にとっては、悩みの種ではないでしょうか。


バーチャル・チームをどのようにマネジメントすれば良いのか、コミュニケーションのタイミングをどう測れば良いのかなど、今まであまり真剣に考えず、何となく済んでいました。これらの日常のマネジメントをバーチャルで行うということになると、改めて各人に求められる仕事のアウトプットを明確にすることや、誰がどんな時にコミュニケーションが必要かなどをより意識してマネジメントする必要が高くなります。

 

Teamsなどの社内SNS機能を使ったチーム・コミュニケーションやワークフロー・ツールを使った業務マネジメントも一気に進むかもしれませんが、「テキスト」として見えていることだけでは、チームメンバーが今どのような気持ちで業務に臨んでいるのか、チームメンバーとしてエンゲージメントを感じていないかなどを知ることはできません。


各人が必要とするサポート・レベル(コーチングやアドバイス、コンサルティング)を把握しておくことはマネジメントを行う上での基本です。リアル空間では見えないチーム・メンバーの日々の表情や困りごと、メンバー同士のコミュニケーションを把握するためには、それぞれのツールが持つ特徴を知り、アイコンタクトが取れ、顔の表情なども見えるリアルタイム・コミュニケーションの時間もあえて設けることも必要でしょう。形式的にではなく、自然なコミュニケーションの場としてテクノロジーを活用するには、「対面」重視カルチャーのマインドセットを植え付ける必要もあります。


今回のウイルス騒動によってもたらされた事態とはいえ、今までなかなかきちんと取り組まなかったテクノロジー活用も含めたバーチャル・チームのマネジメント(パフォーマンス・マネジメントも含む)の基本を改めて見直す良い機会になるかもしれません。そして、今こそ、「リアル(対面)」でのコミュニケーションが必要な時をしっかり見極め、より効果的な「デジタル・トランスフォーメーションと働き方改革」の在り方を考える機会にしたいものです。


 *「バーチャルチームのマネジメント」に関してのWebinarも今後開催予定です。

文責:中原孝子 (2020年3月18日)
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