FC2ブログ

21世紀を担う世代に焦点をあてた人材育成戦略はできているか?

2018年10月23日 21:02

去る10月8日、9日、アムステルダムでATDヨーロッパサミットが開催され、筆者も「AI時代の人材育成」、「Gig Economy時代における人材開発(Learning and Development)の役割」のテーマのパネルディスカッションのパネラーの一人としてディスカッションに参加しました。 テクノロジーの進展と21世紀を担う新しい世代の育成や働き方に人事はどのような役割を担えばよいのか、未来を見据えた人事として、何をすべきか、人事自身のマインドセットを変える必要があるのではないかと問い、熱い議論が交わされました。

AI技術の進展に伴い、仕事の形は、刻々と変わっていると言っても過言ではありません。また、様々なところにAI技術が使われ、「あれ?いつの間にか便利になってる。」という状況が日々散見されるように感じます。一方、企業の業務において様々な試みが始まっているにも関わらず、すでに企業のコアとなりつつある新しい世代に対して、将来を見越した人材育成は行われているでしょうか?

伝統的に日本企業では、新人教育(新卒教育)には、多くの予算が割かれ、全人材育成費の3割強が新人育成費という数年前の調査結果もあります。しかし、ここ十年、入社から2~3年目で企業を去る人材の割合も30%以上という状況は変わっていません。
人事制度も含め、すでにコア労働人材となっているミレニアル世代、そしてZ世代と言われる次の世代など21世紀を担う人材の特徴を捉えた人事制度や人材育成、そして「新人研修」の企画を立てているでしょうか?テクノロジーを使うのが当たり前の世代の学び方は、昔と変わりつつあることを感じながら、20世紀型の研修で安心していないでしょうか?研修プログラムの内容そのものの見直しや若い世代のキャリア形成、将来プロジェクトベースで働く機会が多くなるであろう各個人のスキルやナレッジを担保する仕組みなど、テクノロジーに強い世代の良さを活かす施策を真剣に考える時が来ていると思います。

Forbes連載の記事 「リバースメンタリング」 https://forbesjapan.com/articles/detail/23194 
 「『働き方改革』のヒントは96年以降生まれのZ世代の価値観にある」 https://forbesjapan.com/articles/detail/22727をぜひご一読ください。

文責:中原 孝子
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kokonakahara.blog51.fc2.com/tb.php/166-239fb0f1
    この記事へのトラックバック