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バーチャル・ワークショップを成功させるために Catherine Nicholson

2018年07月27日 16:45

バーチャルなプラットホームでも効果的な研修を期待できますが、そのためには、学習転移の最適化が必要です。10年以上バーチャル・ワークショップに携わる筆者でも最初は次のような状態から始まりました。対面でうまくいくテクニックが、仮想環境では同じ成果が得られず、バーチャル研修に本当に苦労しました。質問を投げた後、または、参加者に場を盛り上げましょうと促した後の深い沈黙。さらに悪いことに、自分のつまらない冗談に胃がギリギリする始末。最初は、バーチャル・クラス・ルームで無力、孤独、そして、自分さえ見失っていました。

それでも、たくさんの過ちを犯して、次第に学習の移転が散見されるようになってきました。何がうまくいき、いかなかったのかを研究するようになりました。

結果、6つの仮想環境におけるワークショップをデザインする方法に到達しました。学習者のエンゲージメント、学ぶことの楽しみ、そして、最も重要な、学習転移を見出せるようになりました。


原則1:1に目的、2に目的、3に目的

仮想ワークショップは、対面よりも、集中型で短時間であり、 「目的」が、最も重要です。 コンテンツをデジタルに変換する時、 何を残し、外すかを決めなければなりません。

まず、終わりを念頭に置き、問いかけます。参加者が、このワークショップを受けて、何を考え、感じ、行動して欲しいかと。この質問が最後に来るように、コンテンツを支えるプロセス、アクティビティ、アクション、インタラクション、スライド、クリック、および 質問といった全てのコンテンツをつなげていきます。

対面でしばしば見られますが、プログラムの目的を満たさない「練習」などは取り除きます。例えば、それは、参加者に ワークショップに何を期待するかといった質問です。これは、ワークショップの前に入れ、仮想ワークショップの貴重な時間を節約するために、事前学習や補助教材、リソースとして提示します。



原則2:学習者中心

集中していない多くの参加者が、仮想ワークショップにログインします。ラジオDJモードに入って、あなたの声だけが流れるようにして見ましょう。つまり、インタラクティブなワークショップをウェビナーに変えてしまえば、結果は一目瞭然です。

対して、学習者にエンゲージしてもらえるようになりたいですか?それならば、舞台の主役を参加者にしなければなりません。「自分が何を言わなければならないのか?」ではなく、「参加者は何を聞く必要があるか?」 と問うのです。

学習者の視点から、どのような活動、物語、内容が参加者に共鳴するかを考え、パーソナライズします。彼らははるかに ストーリーが自分に響くと関わる可能性が高まります。次のような方法を試みましょう:

•授業の前に、彼らの最もニーズの高い分野を知るための短いアンケートを行う。

•参加者に自分の例を示し、議論する。

•仮想ブレークアウト・セッションでは、他の参加者とシナリオの作業を進める。

•参加者が自分の状況に合わせ、より深く考える質問やアクティビティを用意する。例えば、「あなたが チームで戦術Xをどのように適用しますか。」



原則3:全員で学ぶ

仮想ワークショップでは、トレーナ対参加者のやりとりが多くなります。ピア・ツー・ピアのコミュニケーションは減り、コーチング、共有、そして、社会的、協調的に学ぶ機会が減ります。

バーチャル・トレーニングを開始した頃、質問やコメント、 学習者の問題を解決するのはトレーナの役割だと思っていましたが、リソースをどれだけ無駄にしたことか。参加者にアイデアを提供することは責務ですが、バーチャルでも全員で、アイデアと経験をシェアできます。

学習者のアイデアや経験にどのようにアクセスしますか?最初に、参加者に期待する「責任」を設定します。次に、参加者が貢献しやすいアクティビティを準備します。ピア・ツー・ピア・インタラクションを促すためのいくつかのアイデアです:

•参加者がコースにログインしている最中に、各人を紹介する。その後、自然にチャットが始まります。

•ウィングマンを紹介する。 もしくは、参加者の発言を聞き、洞察力のある質問をする人を立てる。

•次のスピーカを誰にするかを決める権限を与える。

•グループ分けして、ピア・ツー・ピア・コーチングを促す。



原則4:安心して学ぶために

参加者は、試みが彼らにとって新しいため、または、過去の経験仮想トレーニングの経験が浅いばかりに、バーチャル・トレーニングに不安を抱くことがあります。これらの懸念を払拭するために、学習者を即座に、楽に、快適に感じるようにセッションに引き込んでください。

これは、トレーナの自信に帰することが大きいですが、参加者が安心して、参加できるような仕組みをセッションに組み込みます。ここに挙げて見ましょう。

・短かくフレンドリーな事前メッセージと招待状で、メリハリのあるインタラクティブなワークショップの雰囲気を醸す。

•一般的なテクニカル、または、オーディオのトラブルに参加者が困っている時、コピーしてチャットボックスに貼り付けることができるトラブルシューティングの文書を作成して置く。

•参加者のモニターに表示されるスクリーンショットのスライドを共有する。それぞれの機能と使い方を説明する。

•スライドデッキで使用した科学・研究の参考資料を作成する。参加者が後で参考にする。

ワークショップは、開始前から始まっています。事前コミュニケーション、ログイン、歓迎は、ワークショップの前に起こっていることが理想です。参加者を安心させる良い機会です。



原則5:プログラムの繋げ方

対面トレーニング・プログラムと同様、フリップ・チャート、ペン、およびスティッキー・ノートを使ってコンテンツを伝えているだけでは駄目です。最初から最後まで、セクションは明確な論理ステップを辿る必要があります。学習者が集中力を持続させるためのヒントとして、次の問いに答えて見ましょう:

•重要なメッセージは何ですか?

•各セクションを結ぶものは何ですか?

•各段階で尋ねる重要な質問は何ですか?

•ワークショップのルートマップは何ですか?

タイミングも重要です。バーチャルの方が対面よりも時間がかかります。また、パソコンの不具合など時間が延びる要因はいくらでもあります。代替案に切り替える事態も考えておきましょう。



原則6:センス

トレーナが、自らの個性をどのように活かすかにより、参加者のやる気が左右されます。参加者は一方的な講義になることを予想して仮想ワークショップに参加することが多いです。参加者にあなたのセッションが、他と異なり、魅力的でインタラクティブなセッションだということをデモンストレートしましょう。できるだけ早く、投票をし、チャットでアイデアを共有し、 絵文字をクリックして、インターアクションを始めます。仮想教室に入るとすぐにグループメンバーに話しをしてもらいます。注意を引く統計、考えさせる質問、または挑戦のリストを提示します。

アクティビティの手を変え、品を変え、数分おきに 参加者に参加させます。現実のシナリオ、ホワイトボード、ポスター、 投票、ブレイクアウト、ピア・コーチング、クイズ、ゲーム、 インタビュー、ビデオなどがありますが、常に目的を念頭におきます。参加者のやる気を起こさなければ、ワークショップの目的は果たせません。

キャサリン・ニコルソンは、バーチャル社の共同設立者。 catherine.nicholson@thevirtual trainingteam.co.uk.


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