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“Neuro”はBUZZ word?

2018年04月24日 21:02


5月6日より9日まで米国San Diegoにて、世界中から1万人が参加するATDの国際カンファレンス(ICE)が開催されます。日本からも、200名近い参加が見込まれます。その説明会の折、「ニューロサイエンスに興味があるのですが、誰のセッションに出るのがいいでしょうか。」という質問が寄せられました。ATD ICEのトラックには、”Science of Learning”というテーマがあります。その中には、”Neuro”や”Brain”と行ったタイトルのセッションもあります。

ICEで話題となったことを機に「〜はもう古い」とか「今は〜だ」とい言われることがあります。ビジネスの変化に伴うトレンドは確かにありますが、L&Dデザインの基盤となるラーニング・セオリーをおさえず、BUZZ Wordに惑わされるのは危険です。

2016年にPatti Shank は、ATD Blogの”What Do You Know About Brain Science and Adult Learning”で、「実際、ニューロサイエンスからわかったことは何だろうか?Neuro Science が結果として示していることは、認知科学と変わりないが、私たちは、毎日のように”Neuro” や”Brian” という言葉を聞きます。認知科学というよりも”Neuro”や”Brain”の方が人にアピールするというマーケティング的な要素が色濃く、実際には認知科学と成人学習理論で述べられていたことを『かっこよく』見せているだけだ」と言います。

インストラクショナル・デザインで言えば、ADDIEは、柔軟性に欠けていて今の時代に向いていないというような話も一時話題となりましたが、Elaine Biechは、その著書”The ART of Science Training”(2016年)でラーニング科学によって裏付けられている事実を以下のように述べています。
 Words matter, choose yours carefully. (言葉は重要、選んで使いましょう)
 Adults learn because they want to or need to. (成人学習者は、学びたかったり、必要だから学ぶ)
 Training is all about learners. (トレーニングは学習者に始まり学習者に終わる)
 Using ISD model is effective. (ISDモデルは効果的だ)
 Bloom’s taxonomy is an excellent resource for setting objectives. (Bloom taxonomyは目標設定のための豊富なリソース源だ)
 A wealth of practical advice is embedded in Gagné’s Conditions of Learning. (Gagné’の”Conditions of Learning”は実践的なアドバイスの宝庫だ)
L&Dに携わる人の基本と今をキチンと整理するためにお勧めしたい本です。また、L&Dプロフェッショナルの基礎の概要をおさえたい方には、ATD International Network開催のT&Dコンピテンシー基礎講座の受講をお薦めします。https://goo.gl/vS57nL
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