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T+D Magazine最新号トピック (2017年4月)

2017年04月24日 11:46

ATDが毎月発行しているT+D (Training + Development) Magazineは、”WORK SMART, LEARN FAST, GET RESULT”をテーマに、組織・人材開発に関連した注目トピックやインタビュー、事例などを掲載する組織・人材開発に関する専門誌です。 https://www.td.org/Publications/Magazines/TD
ここでは最近の注目記事の要約をお伝えいたします。

■記事 「ポスト・ノレッジ世界のタレント・ディベロップメント」(TALENT DEVELOPMENT IN THE POST- KNOWLEDGE WORLD)、パティ・ゴール

 著書「エブリワン カルチャー」(An Everyone Culture: Becoming a Deliberately Developed Organization)の中で、ロバート・キーガンとリサ・ラスコーは次のように述べています。「移ろいやすい、不確実、複雑、かつ不明瞭な今日の世界(いわゆるVUCA World)で、世界は新たなチャレンジと機会に直面します。組織は今まで以上に働き、成果を期待しています。しかし、今まで慣れ親しんだ組織デザインでは、それらのニーズを満たしません。組織や職場が10年前に比べて大きく変わったことに同意しない人は、ほとんどいないでしょう。例えば、多くの利益をもたらしたテクノロジーは、自動化によって労働者が職を失うような脅威の一つの要因になっています。2016年のJob Seeker Nation Studyによると、回答者の56%の人たちが将来的に自分の仕事がロボットに取って代わられるのではと危惧していました。変化の速度も速くなり、イノベーションを求められるとともに、人は不安を感じるようになっています。
 このように状況が変わる中で、従業員や雇用者が自分自身のペースで仕事するために、何が必要になっているでしょうか?トレーニングやタレント・ディベロップメントはどのように変化し、近い将来何が求められるでしょうか?

変化が意味するもの:What the change means
 「イノベーション・ワーカー:21世紀のノレッジ・ワーカーを再考する」(The Innovation Worker: Rethinking the Knowledge Worker for the 21st Century)において、イノベーションとは次のように定義されます。「新たな素晴らしいプロダクトだけを指すのではない。イノベーションとは、よくある問題に対して、今までとは違う角度から、クリエイティブな解決策を生み出すことで解決し、市場において新たな価値を提供することを意味する。」.イノベーションがまさに求められるVUCA Worldにおいて、不確実性などの大部分はテクノロジーの進化の結果として起こります。確かにテクノロジーは仕事の変化をもたらしますが、それは必ずしも仕事がなくなることを意味するわけではありません。ヘルスケアや社会支援成長は期待される二つの分野ですが、そのためにはプロフェッショナルなサービスや建築、レジャー、ホスピタリティ、教育など多くの成長が必要となります。ブルッキングス研究所のテクノロジー・イノベーションの記事、「もしロボットが仕事を奪ったとしたら何が起こるでしょうか?雇用におけるテクノロジーの進歩と公共政策」の中で、「テクノロジーの進歩の中で”情報”を扱う仕事は減っていくことが期待される」と述べています。「このような変化が起こるのであれば、価値あることはクリエイティビティとイノベーションとなる。」とハロルド・ジェイスは2015年のTDのインタビュー記事中で述べています。「簡単な処理はすべてソフトウェアや機械によって行われる中、より複雑な世界に生きる我々は考え学び続ける必要があります。それが我々人間に残されたものであり、その中で生き残るためにはクリエイティビティが必要になります。

単なるトレーニングでない、タレント・ディベロップメント :Talent development, not just training
 VUCA Worldにおいては、我々がよく知る単なるトレーニングというよりも、仕事を簡略化し、カルチャーやマインドセットを変える必要があります。従業員はリスクの取り方を理解する必要です。マネージャは、部下から上がってくるレポートに対して、質問の仕方を知らなければなりません。また、リーダーは、会社とその役割をしっかりと理解し、その思いを部下に伝えることが求められます。

誰かが問題を起こしたとき、最初の反応は何でしょうか?声明や陳述でしょうか?それとも質問でしょうか?:WHEN A PERSON ENCOUNTERS A PROBLEM, WHAT’S THEIR FIRST REACTION—IS IT A STATEMENT OR IS IT A QUESTION?

 アクセンチュアやシスコ、HP、ING、シェルなどをクライアントに持つ、著者・コーチ・ビジネスアドバイザーでもあるスコット・コクレーンは、「今日の新たな世界において、クリエイティビティを育てるためには、今までとは違うやり方と、クリエイティビティを生み出すリーダーシップが求められている。」と主張します。これらを実現するためには、習慣的な考えを打ち破るマインドセットを身につけることが必要です。リサ・ボーデルは、リーダーがイノベーションの最大の障害になっているとさえ断言します。なぜなら、リーダー自身、リーダーであることを望んでいなかったり、またイノベーティブなカルチャーを育むための時間もないからです。Right Chord Leadershipのプレジデントであるマイケル・Y・ブレナーは、伝統的なトレーニングでクリエイティブに考えるように社員を訓練し、新しいプロダクトやソリューションを可能にするイノベーティブなアイデアを生み出すのは難しいと主張します。まずはじめに。。。。

詳細は、T+D Magazine 2016年12月号をご覧ください。
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