CPLPハイライト 「トレーニングニーズアセスメントの方法論と型」 (モジュール1 ラーニングデザインより)

2012年05月18日 09:38

CPLP(Certified Professional in Learning and Performance)とは、ASTDが発行・認証している
「資格」の名前です。取得には、知識試験と実技(規定に従ったワークプロダクトの提出)試験をクリアする必要があります。CPLPを取得することにより、組織・人材開発プロフェッショナルに求められる基礎能力を有していることが客観的に証明されます。欧米企業の組織・人材開発部門や、コンサルタントの間では一般的となっている資格です。
 http://www.astd.org/Certification.aspx
ここでは、CPLPの知識試験エリアである次の9つのモジュールに関して、各モジュールのハイライトを、「知識試験で出題される例題」を基にご紹介していきます。
1 「学習のデザイン:Designing Learning」
2 「研修の提供:Delivering Training」
3 「パフォーマンス向上:Improving Human Performance」
4 「測定と評価:Measuring and Evaluating」
5 「チェンジマネジメント:Facilitating Organizational Change」
6 「学習機能の管理:Managing the Learning Function」
7 「コーチング:Coaching」
8 「ナレッジマネジメント:Managing Organizational Knowledge」
9 「キャリアプランニングとタレントマネジメント:Career Planning and Talent Management」
 
前回に引き続き1 「学習のデザイン:Designing Learning」のハイライトをご紹介します。

「学習のデザイン:Designing Learning」は、成人学習の基本理論やコンセプトに加えて、
学習をデザインするために活用できる様々な方法論に焦点を当てています。

例題1)トレーニングニーズのアセスメントを最も正しく表現しているのは次のうちのどれか?
A -Training needs assessment is the process of collecting and synthesizing data to identify training requirements.
B -Training needs assessment identifies the discrepancy between the desired and actual knowledge, skills, and performance and specifies root causes.
C -Training needs assessment identifies all duties and responsibilities and the respective task done on a daily, weekly, monthly, or yearly basis.
D -Training needs assessment is the process of identifying the specific steps to correctly perform a job function.

【解答】 A -Training needs assessment is the process of collecting and synthesizing data to identify training requirements.
【解説】 トレーニングニーズのアセスメントとは、インタビューや観察、質問紙やテストの実施等を通じてのデータ収集によって、トレーニングの要件を決定する典型的なアプローチのことを言います。
B-目標と現状の相違(discrepancy)を明確にするものではありません。
C-義務や責任やタスク(duties and responsibilities and the respective task)を名確認するものではありません。
D-特定の職務機能を遂行するステップを明確にするものではありません。

例題2)次の内、トレーニングニーズのアセスメントのステップに該当しないものはどれか?
A -Defining the objectives
B -Selecting the data-collection method
C -Selecting learning strategies
D -Identifying the required data

【解答】 C -Selecting learning strategies
【解説】 Selecting learning strategies=学習戦略の選択”は、ニーズアセスメントの結果として
選択された解決策の内容を策定する際の作業です。
CPLPではトレーニングニーズのアセスメントを次の6つのステップに分けています。
      ・STEP1 Define the Objectives
トレーニングのニーズアセスメントの目的・目標を定義する。
・STEP2 Identify the Necessary Data
        必要なデータを特定する。
・STEP3 Select Data-Collection Method
        STEP1・2を考えて最適なデータ収集の方法論(質問紙の配布・グループディスカッション等)を選択する。
・STEP4 Collect the Data
        必要なデータを適切な方法で収集する。
・STEP5 Analyze and Confirm the Data
        収集したデータを分析する。
・STEP6 Prepare the Final Report
          トレーニングのニーズのアセスメントレポートを作成し最終報告の準備をする。

*詳細は、ASTDから発売されているの「ASTD Learning System Module1
Designing Learning」を参照ください。
スポンサーサイト