ワークライフバランスのこと

2011年03月24日 16:17

改めて、今回の震災で被害に遇われた方々に心からお見舞申し上げます。

様々な対応に追われ,落ち着かない日々を過ごされている方も多いことでしょう。
日常的に自分の在り方、出方を問われている、と感じています。
そしてこんな時こそ(自戒をこめて)自分のエネルギーを切らしてはならない、
とも思っています。

前回のワーク・ライフバランスに関する記事には思いがけず多くのご意見を頂きました。
組織自体に活用の機運がなければせっかくの制度も、
そして何よりも重要な”人材”の持つ力が無駄になってしまうとお伝えしましたが、
今回は組織を構成する立場から、どのようにワークライフバランスを実現させるかに
ついて考えてみたいと思います。

 ワークライフバランスはバランスというより連動している、とはお伝えした通りです。
連動させるためのバランスは、単に時間を区切るだけでなく、
満足なパフォーマンスに必要なリソースと時間を割り当てることで実現できるといえるでしょう。
パフォーマンスに必要な、というと仕事とプライベートを分けて考えがちですが、
自分の全存在にとって何が必要なのか、を考えることから始めるべきかもしれません。
制度や消費できる時間、お金イコールバランスではない、ということを以下のURLでも
伝えています。
http://www.bnet.com/blog/businesstips/rethinking-your-life-work-balance/10627?tag=mantle_skin;content

 また別の参照記事(http://www.guardian.co.uk/money/2011/mar/12/10-steps-to-happiness)では、
ワークライフバランスを実現するための心構えとして10の提言をしていますが、
その中で特に興味深かったものはフレックス勤務に関するものでした。
海外でもオフィスに滞在していないと分が悪くなる、と考える向きが少なくないようですが、
米ブリガム・ヤング大学がIBM従業員24000人に対して行った調査では、
フレックス制度を利用する従業員は通常勤務の人員に比べて週約20時間分多く仕事をこなし、
特に際立ったメンバーは在宅ながら30%近くも生産性を上げていた、ということです。

 フレックス制度を活用して実績を維持するためには自律性がなくてはなりませんが、
自己達成感を得るために不可欠なものもまた自律性であることを考えると、
当然の調査結果とも言えるかもしれません。


「バランスの取れた生活」をテーマに様々な角度から各自の”在り方”について論じていますが、
”利他的に冷静に”
”消費量よりも生活の質へと視点をシフトさせる”
”時短勤務によって従業員を増やし、雇用を守る”
”他者とのつながりを大切にして外界へ目を向ける目的を持つ”など、
今日本が置かれている困難な状況に呼応するかのようなメッセージが多く、
改めて自分達にできることは何だろうと考えています。

皆様はどのようにお考えでしょうか?
スポンサーサイト