トレーナーズトレーニング参加報告 - 2

2010年11月24日 17:13

2日目は、脳と学習スタイルを考慮した教材作成のポイントについて学ぶセッションでした。
全般にとてもインターアクションアクティブなセッションであることは前日と同様。
トレーナー(ファシリテーター)としてのスタイルのKAS(Knowledge,Attitude, Skill)のどの分野の学習が具体的にはどのような学習方法にマッチするのかを表した表は、
トレーナーではあるけれども、インストラクショナル デザインを考慮した教材作成や研修方法を
選ばなければならない人にとっては役立つリストと思われました。
また、改めて成人学習者の心理を振り返ってみると、日本の企業では、あまりこれらの心理に配慮した構成になっていないことが多いことに改めて気付かされました。
特に、VAK(Visual,Auditory,Kinesthic)モデルに代表される視覚的な刺激によって学ぶタイプ、聴くことから学ぶタイプ、実際に体を動かすことによって学ぶタイプの分類があることは良く知られていますが、なんとAタイプに分類される人は10%くらいとのこと。それなのに、多くの講義や研修が「聴かせる」ことで学ばせようとしているケースが多くあることは、理に適っていないので、今学校教育においてもVAKのバランスを考えた教育設計がなされていることが話題になりました。一方的に講師が「しゃべっている」研修は、場合によっては時間の無駄にもなりかねないということです。研修を設計する際にVAKのバランスをとることは、その効果をなるべく引き出すためにも重要なことであることを改めて認識しました。

もう一つ面白かったのは、トレーナーのためのアセスメントです。
スピーカー(講義型)であるのか、指示・指導型であるのか、ファシリテーター型であるのか、コーチ型であるのか16個の質問に点数をつけ、自分のスタイルをみるものでしたが、この質問は多くの経験のあるトレーナーにとって、自分の研修スタイルを振り返るためのよいツールになると思われました。
多くの内容が、理論としてはすでに知っていることであり、理論としては新しいものはありませんんでしたが、研修を受ける立場として学習をしてみると、インストラクショナル デザインを短時間で学ぶことの難しさを改めて感じています。(中原)
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