2010年07月23日 12:08
去る13日、中原が株)人財ラボ様主催、
ASTD2010の報告会にパネリストとして参加して参りました。
㈱人財ラボの下山様のオープニングに続き、レセプションパーティーに始まった会のテーマは”FIND YOUR VALUE"。
Twitterでの同時ラーニングも並行して行われた新しい試みを多く取り入れた報告会でした。
今年ASTD2010ICEのテーマでもあったこのキーワード、"Find your value"は
今回のICEでの様々なメッセージと自分をリンクさせるフレーズだと言えます。
情報の価値を見出すのは「自分」。与えられる情報の「受講者」ではなく、自律的な「学習」を見出すことがテーマと言えます。
単に自分の価値を見出そう、という事だけではなく、自分が聞いたメッセージは自分にとってどのような意義があるのか、
自分にとってどのように作用するのかを考えることでもあります。
まさに、今年のICEのキーノートスピーカーであったDaniel Pinkのメッセージキーワード、Autonomy(自律)、Mastery(習熟)、Purpose(目的)
に結びついたテーマです。「教えてもらう」「方向性を示してもらう」ではなく、自分自身の価値、そして自分にとっての価値をいかに見出して行くかが
働く動機の源泉になるという「モチベーション3.0」の考え方に関連しています。
報告会もこのテーマの下、活発なディスカッションが行われました。
また、Charlene LiのOpen leadershipについて、Social Mediaの進行によるSocial Learning の台頭とそれを組織として取り入れていくときの
リーダーシップのあり方についての議論されました。Social Learningのメリットを最大限活かすために、
リーダーはますます「管理し、コントロールする」ことを止め、社員のAutonomy(自律性)、社員の自主的な活動や自発性をいかに促すかが
Open Leadershipに求められるリーダーに対しての新しいチャレンジです。
一方、ある一定の生産性や成果を確保しなければならない組織にとって、「コントロール」と「アンコントロール」のバランスを
いかに取るのかという難しい課題に取り組み続けなければならなくなってきます。
「物」ではなく、「人」によって価値を創造していかなければならない新しい時代のリーダーに求められる"Open Leadership"。
このテーマは、当社中原のASTDにおけるセッション(W212)とも共通するメッセージとなっていました。
この過渡期にあって、ICE2010で出されたこれらのメッセ―ジは、「管理体制を好む」日本人にとって
ある意味実現が難しいのでは、とも思わせられますが、個々が自分なりのvalue を持つことは、いかなる仕事を行う上においても重要なことであり、今もう一度「働く意味」、
「働くことを通じての成長や学び」に対する喜びといった原点に振り返って見ようというメッセージであるともいえるのではないでしょうか。
例えば”グローバル人材”という単語。
日本では対応できるか出来ないかを線引きするものとして使われていますが、
その定義を大きく考えるとき、真のグローバル人材とは様々な潮流に己のvalueを見出し、
自ら行動する人材という事なのかも知れない、と思ったりもします。
皆さんはどうお考えでしょうか?
ASTD2010の報告会にパネリストとして参加して参りました。
㈱人財ラボの下山様のオープニングに続き、レセプションパーティーに始まった会のテーマは”FIND YOUR VALUE"。
Twitterでの同時ラーニングも並行して行われた新しい試みを多く取り入れた報告会でした。
今年ASTD2010ICEのテーマでもあったこのキーワード、"Find your value"は
今回のICEでの様々なメッセージと自分をリンクさせるフレーズだと言えます。
情報の価値を見出すのは「自分」。与えられる情報の「受講者」ではなく、自律的な「学習」を見出すことがテーマと言えます。
単に自分の価値を見出そう、という事だけではなく、自分が聞いたメッセージは自分にとってどのような意義があるのか、
自分にとってどのように作用するのかを考えることでもあります。
まさに、今年のICEのキーノートスピーカーであったDaniel Pinkのメッセージキーワード、Autonomy(自律)、Mastery(習熟)、Purpose(目的)
に結びついたテーマです。「教えてもらう」「方向性を示してもらう」ではなく、自分自身の価値、そして自分にとっての価値をいかに見出して行くかが
働く動機の源泉になるという「モチベーション3.0」の考え方に関連しています。
報告会もこのテーマの下、活発なディスカッションが行われました。
また、Charlene LiのOpen leadershipについて、Social Mediaの進行によるSocial Learning の台頭とそれを組織として取り入れていくときの
リーダーシップのあり方についての議論されました。Social Learningのメリットを最大限活かすために、
リーダーはますます「管理し、コントロールする」ことを止め、社員のAutonomy(自律性)、社員の自主的な活動や自発性をいかに促すかが
Open Leadershipに求められるリーダーに対しての新しいチャレンジです。
一方、ある一定の生産性や成果を確保しなければならない組織にとって、「コントロール」と「アンコントロール」のバランスを
いかに取るのかという難しい課題に取り組み続けなければならなくなってきます。
「物」ではなく、「人」によって価値を創造していかなければならない新しい時代のリーダーに求められる"Open Leadership"。
このテーマは、当社中原のASTDにおけるセッション(W212)とも共通するメッセージとなっていました。
この過渡期にあって、ICE2010で出されたこれらのメッセ―ジは、「管理体制を好む」日本人にとって
ある意味実現が難しいのでは、とも思わせられますが、個々が自分なりのvalue を持つことは、いかなる仕事を行う上においても重要なことであり、今もう一度「働く意味」、
「働くことを通じての成長や学び」に対する喜びといった原点に振り返って見ようというメッセージであるともいえるのではないでしょうか。
例えば”グローバル人材”という単語。
日本では対応できるか出来ないかを線引きするものとして使われていますが、
その定義を大きく考えるとき、真のグローバル人材とは様々な潮流に己のvalueを見出し、
自ら行動する人材という事なのかも知れない、と思ったりもします。
皆さんはどうお考えでしょうか?
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